近年、電子書籍を使って本を読む人が急増していますよね!電車で見かける数も増え、特に若い人にとっては当たり前の存在として普及してきているのではないでしょうか。
しかしその一方で、電子書籍について知らない人はまだまだ沢山いることと思います。
使い方、買い方や読み方、利用方法などなど…。
わかっていないことも多いけど、どこで聞けばいいのかわからない!
今さら他の人に聞くのも恥ずかしい…。
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の記事ではそんな疑問を解決するべく、電子書籍について、使ったことが無い人でもわかりやすいように徹底的に解説していきます!
今回の記事を読めば、
- 電子書籍のメリットやデメリット
- 電子書籍の使い方・利用方法
- 電子書籍の買い方
などを理解することができます。
具体的な電子書籍ストアを詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
【徹底比較!2023】電子書籍ストアおすすめ厳選26社はどこがベスト?使うなら、この電子書籍!
そもそも電子書籍とは?
それではまず、根本的に「電子書籍」とは何なのか!
今更聞けないような素朴な問いに対して、基本情報を丁寧に説明していきます!
「電子書籍」とは
「電子書籍」とは、既に出版された印刷書籍を電子ファイル化し、それを電子機器・端末上で読めるようにした書籍のことです。
最近では、文字を読むだけでなく、文字に合わせて音声が再生可能なものもあります。
重い本を持ち運ぶ必要がなく、端末さえ持っていればいつでもどこでも手軽に楽しめることから、若い世代を中心に人気があります。
電子書籍サービスを提供する会社は様々ありますが、中にはアプリに電子書籍をダウンロードすることでオフラインでいつでも読めるようにしたり、紙の書籍と同じようにマーカーをひいたり、気になったワードをメモ帳に集めたり、といったこともできます。
読者側のメリットだけではなく、企業側としても印刷、製本、流通の経費を大幅に削減すること、そして絶版を避けられるというメリットがあり、普及が進んでいると言えます。
実は、電子書籍が生まれたのは1970年代のこと。日本でも一番初めの電子書籍は1980年代に登場しています。しかしそこから、日本で電子書籍が本格的に普及しはじめたのは2010年のことで、まだまだこれから進化していくフィールドだと言えます!
この記事を読んでいらっしゃる方の中には、電子書籍を使うのが難しいと思っている方や気になっているけどなかなか使うには至らない方もいらっしゃるかと思います。
しかし、電子書籍の使い方は分かりづらいものではありません!
ここからは、電子書籍のメリット・デメリットを見た上で、電子書籍の買い方や使い方を詳しく説明していきます。
電子書籍のメリット・デメリットは?
電子書籍には、紙にはないメリットがあります。
と同時に、デメリットもあります。
ここでは、電子書籍を使うことで得られるメリット・デメリットについて解説していきます。
電子書籍のメリット
電子書籍のメリットは
- 保管場所が不要
- かさばらず、持ち運びが便利・いつでも読める
- 在庫切れ・売り切れがないので、いつでも買える
- 普通に買うよりもお得に買える。中には無料の作品も!
- 文書内検索や翻訳、マーカー、メモなど便利な機能がある
点が挙げられます。
文字通り「電子書籍」なので、保管場所として必要なのはタブレット端末あるいはスマホ分のスペースのみ。
全然場所を取らないですね!
持ち運ぶのもタブレット端末やスマホなので、大量の書籍を片手で持ち運びが出来ます。
そして、紙の本と違い、本屋に置いていないから買えない、ということが電子書籍では無縁です。
いつでもどこでも好きな本を購入して読み始めることができます。
それも、定価よりもお得に、場合によっては無料で。(無料作品があったりします!)
また、気になるフレーズにマーカーを引いたりメモを残したりでき、それを後で検索して、一発でその部分に飛ぶこともできます。
このような点が、電子書籍のメリットと言えますね。
電子書籍のデメリット
一方、電子書籍にもデメリットはあります。
- 友人や家族に貸せない
- 読んでる実感が持ちづらく、記憶に残りにくい
- 古本という概念がないので、中古本を安く買うことが出来ない
- 電子書籍化されていない本は読めない
- 運営会社がつぶれたら読めなくなる
こういったデメリットがあります。
電子化された書籍なので、当然手元に本があるわけではありません。
なので、友人や家族に貸すことができません。
また、電子書籍には古本という概念がないので、ブックオフで100円で買ったりのようなことはできません。
そして、人によって感じ方は違うかもしれませんが、紙の書籍と比べて読んでいる実感が持ちづらい、記憶に残りにくいというデメリットもあります。
事実、限られた時間で読む場合は電子書籍よりも紙の書籍の方が記憶の定着率が良い、という研究結果も出ているそうです。
そのため、例えばビジネス書や実用書など、本の内容を記憶する必要があるものの場合は紙の書籍の方が頭に残りやすかったりします。
紙の本のメリットが、電子書籍においてはデメリットに映りやすいですね。
電子書籍のメリットとデメリットをより詳しく解説している記事があるので、そちらも参考にしてみてください!
参考:【電子書籍のメリット・デメリット】電子書籍を紙の本と比較した結論!どっちが良いの?
電子書籍の使い方や活用方法
電子書籍は日常の様々なシーンで活用することができます。
例えば、通学路や通勤の電車の中。
電車の時間が長ければ長いほど手持ち無沙汰になりますよね。
電車の中ではまとまって時間が取れるので電子書籍を読むのに適した時間です。
もし読みたい作品があったら、その場で購入・ダウンロードし、すぐ読むことができますので、めちゃくちゃ便利ですね!
他にも、お子さんがいる家庭では、タブレットを絵本代わりにして読み聞かせをしたり、タブレットを家族共有で使いまわしたりすることも出来るので、活用シーンはたくさんあります。
電子書籍の買い方とは?
ここでは、電子書籍をどうやって購入するのか、解説していきます。
初めて電子書籍を買うのをハードルに感じる方もいるかもしれませんが、本屋で紙の書籍を買うのと同じように、電子書籍の購入の仕方も簡単です!
具体的な電子書籍ストアや、数あるストアの中でどういう基準で選べばいいのか、こうした観点からも説明していきますので、是非見てください!
電子書籍はどこで買える?
電子書籍の購入には、
- 電子書籍ストアで購入
- 電子書籍アプリで購入
- 電子書籍ストア/アプリでレンタル
の主に3つの手段があります。
メジャーな手段としては、「電子書籍ストア」で購入するやり方が挙げられます。ウェブ書店だと考えてもらうと分かりやすいかもしれません。
ストアごとにいろいろ特徴があり、自分のニーズにあったストアを探すことも電子書籍の醍醐味の一つと言えます。まさに、自分の好きな書店に行くのと同じ感覚ですね!
電子書籍ストアで購入した書籍は「電子書籍リーダーアプリ」で読むことができます。それぞれのストアごとにアプリを持っており、スマホやタブレットで読む場合は、そのアプリをインストールしてストアに連携させます。
漫画をサービスとした電子書籍は、電子書籍ストアがアプリと一体になっており、電子書籍リーダーアプリ上での購入が可能です。
CMでおなじみの「ピッコマ」や「めちゃコミック」はその例の一つです。
そして、意外と知られていないのが、電子書籍をレンタルすることなんです!
非常に安価で、ストアやアプリ上でいつでもどこでも簡単に本をレンタルできます。
具体的な電子書籍ストアは?
電子書籍ストアサービスを展開している会社は今とても多くなっています。
マンガ中心にラインナップが豊富なストアや、ビジネス書や実用書まで含めてラインナップを整えているストア、キャンペーンがお得なストア、低価格でマンガをレンタルできるストアなどさまざまです。
代表的なおすすめのサービスを簡単にご紹介します。
- 1位:BookLive!
- 2位:ebookjapan
- 3位:kindle Unlimited
- 4位:コミックシーモア
- 5位:U-Next
などがあります。
おすすめ1位:BookLive!
オススメ度:★★★★★
雑誌・漫画・一般書籍全てのジャンルをくまなく網羅したBookLive!の品揃えはなんと70万冊以上。
Tポイントが貯まり、利用も可能。毎日お得なクーポンがあたるなど、ユーザーにとっては嬉しい特典ばかりです。
無料の漫画も1.5万冊揃っています!
BookLive!について詳しく知りたい方はこちら👇
おすすめ2位:ebookjapan
オススメ度:★★★★★
ヤフーのグループ会社として有名なebookjapanは、漫画の品揃えがダントツで豊富な電子書籍ストア!
商品数も55万冊以上で、漫画を読みたいならまずはebookjapanで間違いないと言えます。
ebookjapanのオススメポイントが、本棚に本を背表紙表示できることです!実はこれ、他のストアにはないんです。
コレクター気質の方にはぴったり!電子書籍で本棚を作れるなんて楽しいですよね!
ebookjapanについて詳しく知りたい方はこちら👇
他にもストアはたくさんあります!
他の多くの電子書籍ストアを比較しているこちらの記事もぜひご参考にしてください!
【徹底比較!2020】電子書籍ストア厳選18社はどこがオススメ?使うなら、この電子書籍!
電子書籍ストアの選び方
電子書籍を選ぶ基準は様々ありますが、下記のポイントを参考にするといいです。
- 本の品揃え
- 特化ジャンル
- 初回限定特典
- お得さ
- 無料ラインナップ
- サイト・アプリの使いやすさ
- 運営会社の安定性
- 特集やコーナーの充実度
好きな本や雑誌があるか以外にも、以外と注目すべきポイントはたくさんあるんです!
電子書籍ストアはストアごとに特徴が様々です。自分に合うストアを見つけることも一つの楽しみかもしれませんね。
ほとんどのストアには無料体験期間があるので、まずは試してみるのがいいかと思います!
より詳しくポイントを知りたい方は、是非以下の記事を参考にしてくださいね!
【元書店員が教える!】電子書籍ストアを選ぶ上で注目すべき10のポイント
具体的な買い方の手順
具体的な買い方について、Kindleを例に説明します。
パソコンから買う場合は、まずAmazonのサイトにアクセスし、Kindleストアに入ります。
そこから気になる本を探します。
ジャンルから検索もできますし、フリーワード検索も出来るので、読みたい本を探します。
読みたい本が見つかったら、その本をクリックすると次の画面にうつります。
右側にある「注文を確定するボタン」をクリックすると、購入できます。
Amazonを利用するのが初めての方は、このボタンをクリックすると決済方法を登録する画面になりますので、クレジットカード情報などを入力し、決済を確定しましょう。
スマホの場合も同様で、まずAmazonにサインインします。
Kindleストアに移動し、フリーワード検索やジャンルから検索を活用し、読みたい本を探します。
お気に入りの本を見つけたら、パソコンの時と同様に注文を確定するボタンをタップします。
そうしたら、支払い方法を選ぶ画面がでてくるので、好きな方法を選びます。
入力後、「注文を確定」をタップすると、作品を読めるようになります。
電子書籍はどうやって読む?
では、購入した電子書籍はどうやって読むのでしょうか?
紙の本の代わりに電子書籍で必要なのは、電子端末機器です。
ここからは、電子書籍を読む手段を詳しく説明します!
電子書籍リーダー(端末)とは?
電子書籍リーダーと呼ばれるもので、タブレット端末のような形をしたものを使って読むことができます。
電子書籍リーダーを活用して電子書籍を読むと、
- 実際の紙の本と同じくらいのサイズで読めるので、読書感が損なわれない
- 画面が大きいので、目が疲れない
- 検索機能やストック機能など、便利な拡張機能を使う事ができる
このようなメリットがあります。
特に1つ目と2つ目については、電子書籍を読むデメリットになっているので、電子書籍リーダーを使う事でそのデメリットを解決することが出来ます!
具体的にどんなリーダー(端末)がある?
具体的にどのようなリーダーがあるのか見ていきます。
代表的な端末で見ると、
- Huawei 8.0インチ T3 8タブレット
- Amazon Kindle Paperwhite
- iPad mini
- Boyue Likebook Mars
などがあります。
様々な端末があるので、下記の観点から探してみるといいです。
- 対応サービス(どの電子書籍ストアに対応しているか)
- SimフリーかWi-Fiか
- サイズ
- 容量
- 端末の重さ
- 解像度
- 防水加工なのかどうか
電子書籍リーダーについて詳しく見たい方は、下記の記事で解説しているので参考にしてください!
【最新2020比較】電子書籍のタブレット端末はオススメはこれだ!厳選比較8選!
電子書籍リーダーの使い方や手順
それではどのように使っていくのか、Kindleを例に見ていきましょう!
Kindleを使う手順は、
- 電源ボタンを長押しし、端末を起動
- 表示される画面の説明通りに、初期設定(Wi-Fiの接続、表示される言語など)
- Amazonアカウントとの同期
- 興味のあるジャンルを選択⇒初期設定完了
- ホーム画面より「ストア」をタップ
- 読みたい本を検索
- 読みたい本を購入・注文確定⇒端末へダウンロード
- 端末を使って読む
です。
商品を購入したら、端末の下部の方に電源ボタンと充電の差し込み口があるので、電源ボタンを長押しして端末を起動させましょう。
まずは画面に表示される説明通りに表示される言語の設定(日本語、英語など)をし、Wi-Fiの設定をします。
すると、Amazonアカウントとの連携が出来る画面に移るので、自分のアカウント情報を入力し、興味のあるジャンルを選択すると初期設定が完了します。
初期設定が完了したら、画面の上部にツールバーが表示されるので家のマーク「ホーム」をタップし、買い物かごマーク「ストア」をタップします。
その後虫眼鏡マークをタップすると検索画面にうつるので、ジャンルで探すかフリーワードで検索できます。
検索結果がでたら読みたい本を探していきます。
読みたい本が見つかったら、注文確定ボタンをタップし、決済を完了させ、そのままその作品をダウンロードします。
ダウンロード後は作品が読めるようになります。
そして、下記のように操作することで読書をしていくことができます。
ページを進める |
ページを戻る |
|
縦読み |
・画面の左側をタップ ・右から左へスワイプ |
・画面の右側をタップ ・左から右へスワイプ |
横読み |
・画面の右側をタップ ・左から右へスワイプ |
・画面の左側をタップ ・右から左へタップ |
リーダーは必ずしも必要ではない!
ただ、電子書籍を読む場合、必ずしも専用のリーダーが必要ではありません。
iPhoneやiPadなど、お手持ちの端末を使って読むこともできます。
もちろん、Androidスマホでも読むことができます。
- 少しでも紙の本を読んでいる感覚を味わいたい
- 大きな画面で読んで目を疲れさせたくない
- スマホの容量を食いたくない
という方は専用の端末を購入した方が良いです。
一方、
- 画面の大きさにはこだわらない
- スペースを取りたくない
- アプリや情報などはスマホに集約させたい
という方はスマホを使って読むことをオススメします。
電子書籍の使い方に関するよくある質問
ここからは、電子書籍の使い方にまつわるよくある質問をまとめて紹介していきます!
使うまでに必要なものは?
電子書籍を使うまでに、下記のものを用意してください。
- ネット環境に接続された端末(スマホ・タブレット・PC)
- 決済手段(クレジットカード、携帯払い、PayPayなどキャッシュレス決済…etc)
- 会員登録のためのメールアドレスや電話番号
これらを用意できれば、各電子書籍サービスへの会員登録ができます。
ほぼ全てのストアで上記を使うので、使い始める前に整理しておくようにしましょう。
ダウンロードした電子書籍の保管場所は?
ダウンロードした作品は、
- その電子書籍のストア・アプリ内
- 端末の内部メモリー
- SDカードなど外部メモリー
に保存されます。
基本的にはそのストア内に保存されていますが、保存場所を内部メモリーや外部メモリーに保存し直すこともできます。
電子書籍の内容は紙と一緒?
基本的には一緒です。小説など、文字が主体の場合、内容は完全に一緒ですが挿絵などがなかったり、あっても位置がずれている時もあります。
また、雑誌などの場合は著作権の関係で一部、電子書籍には載らないものもあるので注意しましょう。
オフラインでも読める?
ネット環境がなくても、ダウンロードをしておけば読むことができます!Wi-fi環境下でダウンロードしておくと、移動時間でも読むことができます。
複数の端末で読める?
1つアカウントを作ると複数の端末で閲覧ができます。(台数はサイトによって様々です。)
パソコン、スマートフォン、タブレット、全てでログインしておけば、端末を選ばず楽しむことができますね。
クレジットカード以外でも購入できる?
電子書籍ストアによって支払い方法は様々ですが、多くの場合はクレジットカード、もしくは携帯キャリア決済です。
Amazonであればコンビニで売っているアマゾンカードを使うこともできます。
デビッドやプリペイドカードを使えるストアもありますが、まずは最初にチェックしておきましょう。
電子書籍にはない本ってある?
古本はないことが多いです。また、著者や出版社が電子書籍化を望んでいない場合はないようです。
詳しくは各電子書籍のサイトをチェックしてみてください!
海外からはアクセスできる?
海外からアクセスできるサイトが多いようですがKindleの場合、アメリカ版のAmazonサイトに移動してしまうようです。
数日の旅行であれば、ダウンロードしておくことをオススメします。
端末が壊れたらどうなるの?
端末が壊れたとしても、ストアには履歴が残っているので大丈夫です!
新しい端末から再度ログインをし、書籍をダウンロードすれば問題ありません。
電子書籍の使い方・買い方・読み方!まとめ
今回の記事では、電子書籍の買い方をはじめ、読み方、使い方を解説してきました。
電子書籍で読める作品もかなり増えてきており、いつでもどこでも本を読めるのが電子書籍の魅力ですね!
利用方法も難しいことはなく、電子書籍から気になる本を購入して、お手持ちのスマホやタブレット端末などで読み進めるだけです。
ぜひ電子書籍を使って、快適な読書ライフを送ってくださいね!
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それでは電子書籍のある暮らしを楽しんでください!
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