たけだ
家事育児に追われ、自由な時間も取れない日々を送る育児中の皆さま。毎日本当にお疲れ様です。本記事では実体験を交えた、育児を題材にしたおすすめの漫画を紹介していきます。
あらすじやおすすめポイントも記載しているので、「気軽に見たい」「ストレスを解消したい」と思った人はぜひご覧ください。
※育児・子育て漫画だけでなく全てのジャンルの漫画から面白い作品を選びたい方はこちら👇
それでは本題に入っていきましょう！
育児・子育て漫画おすすめ25選
早速おすすめの育児・子育て漫画を25つ紹介します！
飽きずに最後まで読み進めやすい作品をチョイスしました。子育ての過酷さというから、赤ちゃんの可愛さを取り上げた作品まで幅広く紹介します。
さらに自分に合った育児漫画が選べるように、25作品を細かいジャンル別に分けて紹介しています。以下、ジャンル分けです。
- 親の苦労に共感が止まらない（9冊）
- 常識にとらわれない育児を描く（5冊）
- 壮絶な体験を描く（5冊）
- 赤ちゃんの可愛さをとことん描く（6冊）
それぞれの興味に応じて、手に取る漫画を選んでみてください！（時間が許せばぜひ15作品、全て読破してみていただきたいのですが…！）
それでは早速、漫画の紹介に移りたいと思います。
【育児って大変】親の苦労に共感が止まらない9冊
まずは育児の大変さを描いた漫画を9作品、ご紹介します！
今、育児が大変な人は心の支えに。そして自分の親に感謝をするきっかけになるかもしれません。
育児漫画①：『三つ子産んだら死にかけました。』お肉おいしい（ぶんか社）
1980年代後半、東北に住む主婦せい子は異常に重いつわりに苦しんでいた。3カ月も原因がわからず大学病院を受診すると、なんと三つ子が宿っていたことが判明した。一瞬の安堵もつかの間、告げられたのは、三つ子出産がハイリスクであること、そして中絶の検討だった――。家族の反対、シロッカー手術など体の準備、切迫早産の危機、分娩後の大量出血など壮絶な出産体験から、家族＆家政婦総出の子育て、泣きやまない三つ子たち＆睡眠不足による体調崩壊、緊急入院など育児でのトラブルまで、想定を超える過酷な状況が次々とせい子に襲いかかる!! せい子が産んだ三つ子の長女である著者が、多胎妊娠＆育児の現実をユーモラスに描く！
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/570503/vol_no/001
1980年代に三つ子を出産した母の体験をもとに、多胎育児の壮絶さを描いた漫画です。
双子すら珍しいですが、三つ子となると予想がつかない人は大勢います。子育てを家族総出で行ってもなおお母さんの負担はすさまじいです。体調を崩しメンタルも崩壊していき、過酷な状況に晒されていく…というストーリーです。
育児は一人を育てるだけでも非常に大変なのに、三つ子となるとゾッとします。しかしながら、愛らしい絵柄であっさりと表現しているので、さらっと気軽に育児の大変さに共感できる漫画になっています。そして、多胎妊娠のしんどさ、産まれてからの育児の大変さが描かれていますが、なんと著者のお母さんの実体験だとか。
育児中の人、育児が終わった人、沢山の赤ちゃんの可愛らしさを味わいたい人にぴったりの作品です。
育児漫画②：『ママはテンパリスト』東村 アキコ（集英社）
革命的面白さの、新世代育児エッセイ! 漫画連載を多数かかえる作者は、初育児に毎日テンパりまくり(=あわてて動揺する)!! 息子ごっちゃんの、予想を裏切る驚愕リアクションの数々…。そのデンジャーな魅力に、やみつきになる!
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/257918/vol_no/001
「東京タラレバ娘」「海月姫」など有名作品を生み出した有名漫画家・東村 アキコさんが描く育児漫画。2008年に発売され100万部と大ヒットした作品であり、そこには今も色あせない魅力があります。
キャッチコピー「すいません 育児ナメてました」にある通り、育児に四苦八苦しながらなんとか息子を育てていく、笑えるエッセイです。悲壮感のない育児漫画を見たい人におすすめ。有名漫画家さんの表現力にも注目です。
「この人育児漫画を描いていたんだ！」というのが率直な感想でした。実際に読んでみると、昨今SNSに溢れる育児漫画と違い、やはり構成がしっかりしています。さすがプロの漫画家さんですよね。
別居婚という形の育児はレアなので、今までにない育児漫画を見たい人にもおすすめです。寝かしつけや離乳の大変さも味わえる名作なので、迷ったらまず選択してみてください。
育児をしたことがない人にも見ていただきたい漫画です。
育児漫画③：『おにぎり通信～ダメママ日記～』二ノ宮知子（集英社）
あの“よっぱらい”先生が2児のママに…! ふたりの男の子の子育て、そして二ノ宮先生自身の子ども時代までさかのぼって描く二ノ宮ファミリーの笑いあふれるエピソード。
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/262116/vol_no/001
著者の幼年期にさかのぼり、著者が妊娠・出産・二人目が生まれるまでの、二ノ宮一家のほっこりエピソードが描かれています。三歳差で二人の男の子を育てるママのドタバタな日常で、理想的なパパの姿も描かれているので、妊娠中に夫婦で読むのにもおすすめ。
そして、著者の代表作「のだめカンタービレ」の主人公・のだめを彷彿とさせるママが魅力的な作品です。最初数ページを読んだだけだと「このままで本当に育児できるの？」という不安を感じさせるダメ具合。ダメダメなママですが、少しずつ成長していき、育児を楽しむ姿に元気をもらえます。
子育ての大変さに参ってしまっていた時に読むと、「何とかなる」「やるしかない！」と前向きに考えられる漫画です。日常エッセイだけでなく、旅行などのイベントごとについても書かれているので、参考にもなります。
育児漫画④：『家族ほど笑えるものはない』カフカヤマモト（KADOKAWA）
シャイで何事にも慎重派ゆえ、妹におやつを取られ涙を流す心優しき息子。活発で大胆不敵、「ママ」より先に色々な言葉を覚えて母を落胆させるとびきりキュートな娘。常に冷静沈着、顔色を変えずに家事育児をこなす夫。そして、遅くまで働いた疲れを子供達の笑顔で癒やし、爆笑のイラストにしたためる母。平凡な家族の当たり前の日常が、こんなにおかしくて、こんなに愛おしい。子育ての疲れもイライラも思わず吹っ飛ぶ、見れば見るほど笑えてクセになるイラストを500点以上収録。インスタグラム未掲載のイラストはもちろん、「夫との出会い」「娘の出産」「息子の赤ちゃん返り克服」「夫と子供の一日」「兼業主婦の葛藤」を描く特別漫画など、書籍でしか読めない描き下ろし原稿を大幅に加えた、合計200ページを超える大充実の一冊です。インスタグラムでフォロワー数12万人突破の人気を誇るカフカヤマモトによる、待望の初イラストエッセイ集。
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/429538/vol_no/001
独特なタッチで描かれたエッセイ漫画で、インスタグラムで人気を集め書籍化されました。ネガティブな内容が少なく、今まさに育児で悩む人のイラつきや焦りを吹き飛ばす勢いのある作品です。
作者が家族の個性を愛情いっぱいで描写しているのが特徴で、「大変そう」「でも幸せそう」と感じられる漫画にもなっています。「育児疲れは子供が癒す」というコンセプトで描かれる200ページ超えの一冊、おすすめです。
至って普通の家庭を描いているのに、なぜか笑える…。パパとママの出会いから妊娠・出産、育児のつまづきなどあらゆる子育てに関連するエピソードが詰め込まれていて、最後まで飽きずに読めます。
明るい息子とあざとい娘の可愛さがこれでもかと描かれていて、読破後は子供を心からいとおしく思えます。育児が大変な人にこそ読んでいただきたい。
育児漫画⑤：『正直 余裕はありません。 いっぱいいっぱいだけど2人育児楽しんでます』あね子（KADOKAWA）
大人気ブログ「いっちょまえ姉妹を育てています」作者による、完全描き下ろしのデビュー作。迷いも悩みも素直に描いた、苦労は10倍、楽しみは無限大（!?）のドタバタ出産＆育児コミックエッセイ！
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/406215/vol_no/001
育児の大変さを描いた漫画で、慌ただしく余裕のない日々を送る様子をメインとしています。
子供の可愛さ、頼りない旦那…今まさに同じ悩みを抱えるも多く、共感の声が集まりました。きょうだいを作るべきか悩む人や、2人育児の参考にしたい人におすすめです。
また、どうやって育児にかかわるべきか悩んでいるパパにも読んでいただきたい内容で、家族のリアルが描かれています。
2人目問題は本当にデリケートな悩みで、人にも言いづらいですよね。だからこそ、この漫画を参考にしてみてはいかがでしょうか。本作ではそんな葛藤や育児の苦労が赤裸々に描かれていて、リアリティーに溢れています。
そして、大変さだけではなく、きょうだいならではの可愛さや楽しみも描いたドタバタ漫画としても楽しめる本作、おすすめです。
育児漫画⑥：『脱力系育児マンガ 日々白目むいてます』白目みさえ（SBクリエイティブ）
ブログ、Instagramで公開後、一気にフォロワーが急増。「わかりすぎる！」と圧倒的な共感を呼んだ人気育児マンガが待望の書籍化。コメントが続々寄せられた人気作品はもちろん、本書でしか読めない描きおろしマンガも多数収録。読めば、子育ての悩みがどうでもよ・・・・軽くなること間違いなし。白目家の日常に、あなたも癒やされてください！
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/888777/vol_no/001
肩の荷を軽くしたいときにおすすめの、超共感型育児漫画。某有名少女漫画の白目を踏襲した笑える作品で、「白目カルタ」は隙間時間に見るのにぴったり。「産んでないのにでかい子供（夫）がいる」などのあるあるで笑い飛ばして、日々のストレスを解消しましょう。
子育て中は忙しすぎて、記憶もなくなりがち。だからこそ読んでいただきたい、あっさりめの漫画です。全く予測できない子供の突拍子もない発言に、共感できること間違いなし。年子を育てるママの苦労を白目であっさりと表現しているので、飽きることなく最後まで一気読みできました。
「大変だけどやっぱり楽しい」「産んでよかった」と思えるようになる作品なので、ストレスに押しつぶされそうな人に特におすすめです。
育児漫画⑦：『ピジョンの子育て』ピジョン出版プロジェクトチーム/倉田けい（KADOKAWA）
すべての赤ちゃんやパパママたちが幸せになるよう働いている育児用品ブランド「ピジョン」の社員たち。男性社員も女性社員も育休取得率100％で、子育て中のパパママからの信頼は絶大。けれど、そんなピジョンの社員だって、自らの出産・育児には当たり前に悩み、苦戦し、奮闘しています。この本は、そんなピジョン社員の、親としてのありのままの姿を伝えたいという思いから誕生しました。元となったのは、子どもが生まれた社員全員が会社に提出する「育児レポート」。この育児レポートには、ピジョン社員が一人ひとり、親として悩み、闘い、楽しんだ、等身大の記録が克明に記されています。さらにレポートの約半分を、育児エッセイが人気の漫画家・倉田けいさんがコミックエッセイ化しました。子育てをする全ての人が、より楽しく育児に向き合える未来を願って。出産育児の悩みから、妊活や保活の苦労、夫婦関係のリアルまで、答えのない育児に奮闘するすべての人へ贈る一冊です！
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/20053639/vol_no/001
本作は、育児中にお世話になる人が大多数の育児用品ブランド「ピジョン」が発行したレポート。ピジョン社員の赤裸々かつ密度の高いレポートは、「大変さ・楽しさをありのままに伝えたい」という思いに満ち溢れています。
その中の半分を占めるのが、ハートフルな育児漫画で注目を集める倉田けいさんによるコミックエッセイです。妊娠・出産・育児・保活・パパママの関係。正解がないのが育児ですが、本作では家庭それぞれの導き出した結論が描かれています。
漫画は10ページ前後で完結するので、隙間時間に読みやすい作品になっています。赤ちゃんの生態や育児の大変さだけでなく、海外での出産・育児経験などレアケースまで描いているので、幅広い視点で育児について知ることができます。1冊で漫画とレポート、どちらも楽しみたい人におすすめです。
育児漫画⑧：『あかちゃんのドレイ。』大久保 ヒロミ（電書バト）
ヒヨ子王国。それは、生まれたばかりの女王が頂点に君臨し、統治する王国。領土は2LDK。国民はママとパパ。時折、隣国からジジババが貢ぎ物を持って訪れる──。知らなかった……赤子を育てるのがこんなにも大変だとは!! 「“子供を産んだらドレイになる”って、育児書にでも書いといてよー!!」と叫ぶ、著者の悲鳴を漫画化！ 妊娠中から1歳の誕生日までを収めた、HAPPY被害妄想系育児エッセイコミック！
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/1408848/vol_no/001
あかちゃん＝女王、ドレイ＝パパとママ。そんなヒエラルキーで成り立つ2LDKの小さな王国、という設定の育児エッセイです。「HAPPY被害妄想系」とうたっていて、妊娠中から1歳までの赤ちゃんと両親の様子を自虐的に描いています。
たしかに赤ちゃんは傍若無人で、育てるとなると赤ちゃんファーストになってしまうものです。自分のペースでまったく過ごせない日々は、ドレイと言っても差し支えないと感じる人もいます。だからこそ面白おかしく、赤ちゃんのドレイとしての日々をつづっているので、笑いたい人にぴったりです。
「育児ってこんなに大変なの？」という疑問に見事に答えるような内容で、本作で描かれるドレイとしての日々は常に過酷です。ですが、赤ちゃんが終始可愛く描写されていて、コミカルタッチなので、読むと育児をもっと楽しめるようになります。現在育児が辛いと思っている人はぜひ読んでみてください。
育児漫画⑨：『たまご絵日記 ～新米かあちゃん奮闘記～』ナナイロペリカン（マイナビ出版）
第４回すくパラブログコンテスト子育て部門最優秀賞に選ばれ、多くの子育てママから絶大な支持を集めている人気育児ブログ「たまご絵日記」がコミックエッセイになって生まれ変わりました！ 全編書き下ろしで、4コマ・8コママンガ「タマコマ」やブログ読者から寄せられた共感のコメント、思わずくすっと笑ってしまう「子育て川柳」など、盛りだくさんの内容でお届けします。物言わぬ赤子を相手にした24時間休みなしの育児は、本当に大変！頻繁な授乳やオムツ替えで自分の時間がないのはもちろん、ごはんを食べる時間さえままなりません。子どもはかわいいけれど…いつも笑顔のステキなママでいるのはなかなか難しいのが現実。そんな心の葛藤を、飾ることなく描いていて、とにかくおもしろい！子育てママの共感を呼ぶこと間違いなしです。笑いあり、涙ありで、子育てに疲れたママも読んでいるうちに元気がわいてくるはず。現在妊娠中の方へのプレゼントや出産のお祝いにもおすすめです。
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/246959/vol_no/001
現役ママから絶大な支持を集め、ブログから書籍化したコミックエッセイです。4コマ漫画だけでなく、パパママからのコメントなど盛りだくさんの内容なので、妊娠中の人や出産祝いに渡すのにもぴったり。「育児ってこんな感じなんだ」と想像できます。この本に出てくるパパママは、みんな育児を頑張っている同志です。育児は孤独な場面が多くなりがちですが、そんな寂しさを打ち払う漫画です。
本作は「たまこちゃん」の可愛さや不思議な生態、思い通りにならない育児のあるあるを、ゆるい絵柄かつ的確な表現で描写しています。素直に「辛い」と表現しているものの、描写はポジティブなので、今まさに育児が大変で心が辛い人にも楽しめる内容です。
【多種多様の子育て】常識にとらわれない育児を描く5冊
続いて、多様な子育てのあり方を描いた漫画を5作品ご紹介します。
育児に正解はないと言わんばかりに、常識にとらわれない自由な子育てを垣間見ることができます。
育児漫画⑩：『私たちは繁殖している』内田春菊（ぶんか社）
内田春菊が描く育児マンガの最高傑作！ 快楽的繁殖生活ってこんなに楽しい！！ これから妊娠する予定の人も育児中の人も……また男性諸氏もお楽しみいただけます！
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/7750/vol_no/001
「自由」を体現した女性のとことん自分らしく出産・育児を楽しむ様子が描かれた育児エッセイ漫画。「こんな育児があってもいい」「子供はそれでも育つ」と元気をもらえる漫画です。他にはない育児漫画を見たい人にはぴったりで、多様な「母親」の形を味わえます。
正直、ツッコミどころが満載です。賛否両論もあります。が読破してしまったのは、展開が予想できずワクワク感があったからに他ありません。良いママ、模範的な育児とは何か、と考えたことがある人に読んでほしい、常識をぶち壊す漫画です。ナチュラルなセクハラなどの、ママの生きづらさを吹き飛ばす痛烈さにクスっと来るので、ぜひ最後まで読んでみてください。
育児漫画⑪：『うちの3姉妹』松本ぷりっつ（竹書房）
松本家の三姉妹、フー・スー・チー。TVアニメ・ブログでは未発表の爆笑エピソードをお送りします。オール新作マンガ版登場!!
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/257987/vol_no/001
2006年に発売、アニメ化までされた超人気作品で、3姉妹の個性豊かな魅力を描いた育児漫画です。
予測できない育児の大変さや日常の中で感じる幸せを中心として、子供時代だけでなく少女時代、そして大人へ至るまでの道のりまで描かれています。現在3姉妹たちは成人になり、各々の生活を送っていますが、それでも家族の絆は健在。育児漫画としても、ギャグマンガとしても楽しめる漫画です。
姉妹3人とも強烈な個性があり、遺憾なく発揮される様子はとにかく笑えます。仕事をしながら3人の育児をするお母さんのパワフルさを感じて、元気をもらえました。
大人になっていく姉妹たちの様子も描かれているので、「うちの子もこんな風に成長するのかな？」とわくわく感もあります。どたばたしながらも笑顔が絶えないエピソードをたくさん見たい人におすすめです。
育児漫画⑫：『セブンティウイザン』タイム 涼介（新潮社）
その日、江月朝一（65歳）は定年退職を迎えた。家に帰ると妻、夕子（70歳）から信じられない事実を告げられる。「私、妊娠しました」。終活、そんな言葉もよぎる夫婦が、突然授かった大きすぎる未来。超高齢出産夫婦がおりなす全く新しい家族の物語が始まる。夫婦の愛に、あなたもきっと涙する。
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/422781/vol_no/001
65歳のパパと70歳のママ。初産。とんでもないパワーワードです。しかし高齢だからと諦めず出産を選択し、子育てに2人で奔走する姿が柔らかく明るい絵柄で描かれています。
みらいちゃんの可愛さや高齢での育児の辛さ、隣人とのかかわり方など子育てに関する全てのあるあるが詰まっている作品であり、子供の幸せな未来と希望溢れる生活を願う作者の考えが反映されています。
「あり得ない」とは分かっていても、子供の可愛さや子育ての大変さは年齢など関係ないものです。高齢の夫婦なので身体的なハンデは多いですが、「だからこそ今、みらいちゃんをしっかり見つめて育てよう」と前向きな考えを持つ2人のたくましさを感じさせます。
日常の中のみらいちゃんの可愛さが魅力の、泣きたいときにおすすめの感動作品です。
育児漫画⑬：『赤ちゃん本部長』竹内佐千子（講談社）
50万ユーザーが読んだ話題のウェブコミックがついに単行本化!株式会社モアイに勤める武田本部長47歳。ある朝突然、頭の中はそのままで体だけが赤ん坊という状態に……。どうやら生後8ヵ月ぐらいの大きさらしい。部下の坂井部長40歳、天野課長35歳、西浦平社員28歳による社内育児スタートです!
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/60008787/vol_no/001
何度もアニメ化を果たした人気作品で、突然赤ちゃんの体になってしまった47歳男性を中心として繰り広げられるコメディ漫画。中身は中年男性のまま、社内の人間に補佐をされる主人公をコミカルに描いています。
シンプルなのに絶妙に面白い、赤ちゃん本部長の表情がポイントです。生後8か月の赤ちゃんの生態と、成人男性の生態が混同したギャグ的な漫画であり、誰でも楽しんで読むことができる作品です。
生後8か月という絶妙な設定なので、離乳食や移動の大変さなども表現されています。どこでもすぐに寝てしまう赤ちゃんのかわいさも描写されており、子育て経験者なら「あるある！」と首を縦に振ってしまうこと間違いなしです。メジャーかつ悲壮感ない笑える作品を読みたいなら、この作品がおすすめです。
育児漫画⑭：『パパと親父のウチご飯』豊田悠（新潮社）
気丈夫な元カノから子供をあずけられた、整体師・千石。子供を引き取り妻と離婚した、漫画編集者・晴海。子育てに奮闘する2人は、郊外でのルームシェア生活を選択したが――。新しい幸せの調理法、初心の第1巻!!
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/319658/vol_no/001
シングルファーザー同士で懸命に育児を行う物語です。2組の家族が共同生活を行う様子は、夫婦ともきょうだいともまた違い、新たな発見をもたらします。子どもも親も慣れぬ環境であわただしい日々を送っていますが、次第に親として強くなり子どもを精神的にもサポートできるようになる様子が描写されているのが特徴です。
この漫画はご飯と育児の2つを柱としているので、美味しそうなご飯が頻繁に登場します。仕事も育児も料理も頑張るパパたちの姿に、子どもも次第に変化を見せる描写がとても秀逸。育児の大変さや達成感だけでなく、美味しいご飯の描写も見たい人におすすめの漫画です。
なおパパたちが晩酌をする「パパと親父のウチ呑み」という漫画もあるので、こちらもぜひご覧ください。
【子供は当たり前じゃない】壮絶な体験を描く5冊
妊娠・出産・育児は命懸け。壮絶な体験を描いた漫画を5作品ご紹介します。
命の神秘と日常のありがたみを実感できる内容です。
育児漫画⑮：『妊娠１７ヵ月！ ４０代で母になる！』坂井恵理（講談社）
漫画家・坂井恵理。子どもを欲しいと思ったこともなかったのに、39歳独身にして突然の妊娠! どうする!? 親になるってどーやって!? 戸惑いながらも妊娠生活を楽しむ日々。しかし7ヵ月目、思いもかけない、胎児死亡宣告。自分が、人前で声をあげて泣けるなんて、知らなかった―――。7ヵ月で死産→再妊娠・出産! 坂井恵理の17ヵ月にわたる長い妊娠期間に起こったこと・考えたこと。セキララに描くコミックエッセイ!
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/279218/vol_no/001
意外すぎる妊娠からはじまる漫画。高齢出産に不安を覚えながらも作者が母性を育んでいく様子が描写されています。漫画では子供は簡単には生まれないこと、当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなることが分かり、共感して泣いてしまう人も多いとか。妊娠・出産のシビアさを感じさせる漫画です。
テーマに対して作中の描写が比較的あっさりしており、読みやすい作品だと思います。扱う題材は重いものでしたが、漫画という気軽に読める形で発信されたことで慰めになった人も多いでしょう。
母親になるという実感が芽生える瞬間や、出産までの間ずっと付きまとう不安なども描かれていて、リアルな母親になるまでの道のりを見ることができます。「妊娠17ヶ月って何？」と気になった方はぜひ読んでみてください。
育児漫画⑯：『赤ちゃんと僕』羅川真里茂（白泉社）
榎木家にはママがいない。パパと小学生の拓也と赤ちゃんの実の3人家族。わがままいっぱいの2歳児は泣いてばかりで、お兄ちゃんはもう大変！
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/173731/vol_no/001
1991年に連載開始された作品で、全103話と長編の構成です。数話単位で話が完結するので、育児中隙間時間に読むのにも向いています。
主人公はまだ小学生と幼いですが、母を亡くし小さな弟を育てることになります。いじめや喧嘩などの問題も描写されていますが、数話で完結する構成なので深刻になりすぎずに読破可能です。
シングルマザーは少なくないですが、シングルファーザーとなると漫画では珍しいですよね。子供が料理や育児に奮闘し、父と弟と生き抜いていく様子は涙を誘います。母を亡くして辛くても、育児はやめられないものです。活発で素直な性格の兄弟が、そのまままっすぐ育っていく漫画で、育児中に読むと絶対泣ける名作です。
育児漫画⑰：『アラフィフ漫画家 更年期かと思ったら妊娠してました』東條さち子（ぶんか社）
女性であれば誰もが避けることのできない「更年期」。その日、漫画家・東條さち子も「生理」が来ていないことに気がついた。「更年期」が来た。そう思いながらも旦那に言われて冗談交じりに妊娠検査薬を試したところ、なんと結果は陽性！病院で検査すると妊娠に加えて大きな卵巣嚢腫まであることが発覚!!高齢出産は可能なのか？嚢腫を取るために手術が必要!?人気女性漫画家が、50代を前に直面した「更年期」との闘いを描くエッセイ!!
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/833178/vol_no/001
更年期と妊娠を勘違いした作者のエッセイで、女性の体のことにもっと詳しくなれます。更年期や子宮外妊娠、高齢出産などの女性が抱えるリスクを描写しているので、ポジティブな考えだけでない漫画を読みたい人におすすめです。
日本では、意外にも40代女性の中絶が多いと言われています。なぜ多いのか、この作品を見て少し理解できました。「40代は妊娠確率が低い」と一般的には考えられているとはいえ、予想外の事態も起こりえます。この作品では、正しい知識を身に着けることが重要だと学べました。
高齢妊娠・出産のリスクを知れる作品です。
育児漫画⑱：『光とともに…』戸部けいこ（秋田書店）
他者とのコミュニケーションがとりにくい自閉症児の困難な育児を描いて、圧倒的な反響を呼んだ感動作品！！
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/200808/vol_no/001
サブタイトルは「自閉症児を抱えて」。実際に自閉症児の育児を行っている人に取材を重ねて描いた漫画です。全15巻と育児漫画の中ではかなりの長編なので、じっくり読み進めたい人に向いています。外国でも翻訳され多くの人に読まれているベストセラーで、今も色あせぬ魅力を放っています。
本作は、自閉症育児の大変さを描いた作品です。主人公である「光」は1歳半検診でひっかかったことにより、のちに自閉症と診断されます。意思疎通の困難さや強いこだわりなどから頻繁にトラブルを起こすものの、自身のペースで確実に成長していく光に応援したくなる漫画です。
四苦八苦するママと忙しいパパとの衝突が続き、夫婦関係も壊れていく中、主人公の成長はまさに重いテーマの漫画の中に光をもたらしています。日本テレビでドラマ化されたこともある人気作品で、当時大きな反響を呼んだため、ぜひ一度チェックしてみてください。
育児漫画⑲：『ユンタのゆっくり成長記 ダウン症児を育てています。』たちばなかおる（双葉社）
ダウン症児・ユンタとママ漫画家・たちばなかおるのちょっとレアな子育てエッセイコミック。ユンタを筆頭に3名の男の子あばれまくりのたちばな家は、もう毎日がてんやわんやのハイテンション!ダウン症児のパパ・ママ以外も、泣き笑いできること間違いナシの育児奮闘記です☆
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/287919/vol_no/001
本作は、ダウン症児を育てる作者が兄弟全員に愛情を注ぎつつ描いた漫画です。エネルギー満ち溢れるママとさらに元気な男の子たちの日々はかなりハードなことが予想できますが、細部まで明るさが満ちた作風で元気をもらえます。ダウン症児の育児の大変さをあくまで明るく表現し、持ち前のパワフルさと行動力で解決していく様子は、障碍児育児において大切なことがちりばめられています。
そして、漫画に時折描かれる葛藤からは、その育児の大変さをううかがい知ることができます。ですが「親を困らせるために生まれてくる子はいない」。この言葉に、作者の子どもに対する愛が詰まっており、育児を楽しんでいる様子も伝わってきました。ゆっくりと確実に成長していく様子をほのぼのと描いていて、笑える作品です。
【親バカ注意】赤ちゃんの可愛さをとことん描く6冊
最後に赤ちゃんの可愛さを愛でる漫画を6作品ご紹介します。
とにかく赤ちゃんが可愛くて可愛くて、癒しを求めている人にピッタリですよ！
育児漫画⑳：『365日アカチャン満喫生活』倉田けい（KADOKAWA）
子育てがしんどいとき、不安なとき、またなつかしくなったとき、ぜひ読んでほしい。未知の生命体「アカチャン」との１年間は、驚きと笑いの連続です！しっかり目に焼き付けておきたいアカチャンとの短い日々を、あったかいエピソードで描きます。
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/846480/vol_no/001
「アカチャン」の可愛さをこれでもかと味わいたい人におすすめの漫画です。育児した人にしか分からないエピソードが沢山で、どれも赤ちゃんの可愛さを堪能できます。176ページ全てが愛情にあふれていて、ほっこりする絵柄で癒されたい人におすすめです。
育児は睡眠不足、時間のなさ、ストレスとの戦い。そんな日々を過ごしていて「赤ちゃんを可愛いと思えない私は異常」と思ってしまったことはありませんか。この漫画は赤ちゃんの可愛さをぎゅっと凝縮しています。すぐに成長してしまう赤ちゃんの思い出や「今」を切り取っていて、もう一度赤ちゃんに会いたくなる漫画です。
漫画を見ると、赤ちゃんを愛でたくなります。可愛らしさや懐かしさを感じたい人はぜひ読んでみてください。
育児漫画㉑：『きみといつまでも 泣き虫おとうちゃんの子育て500日』あおむろ ひろゆき（宝島社）
関西在住のイラストレーター、あおむろひろゆき氏がTwitter上で始めた、”パパの子育て”をテーマにした”子育てあるある”4コママンガ。 「面白い! 」「共感する! 」と話題を呼び、さらには有名人や文化人にリツイートされ、多い月では月間750万ページビューという作品群の待望の書籍化。 日々の小ネタを拾い、ユーモアあふれる作者の目線に、思わず「あるある!」とうなずき、笑い、そしてホロリと泣ける……。 衝撃的なくらいゆるいタッチの絵柄もインパクト大。子育て真っ最中のパパ、ママは、きっと励まされ、癒やされるはず。
SNSを中心に人気を集め書籍化されました。子供がいなくても楽しめて、赤ちゃんの可愛さが詰め込まれている作品です。お父さん視点からの子育てで、本気で子供を愛し、育児をする様子が描かれています。描き下ろしが多いので、SNSで読んでいた人も楽しめる作品です。
子供の一瞬の成長を鮮やかに切り取りつつも、パパの親ばかっぷりを発揮しています。
絵がかなりシンプルで、漫画の内容に集中できました。「育児をするパパ」とはまさにこのこと。「イクメン」ではなく「父親」としての自覚を持つ作者が、主体的に子育てをしていて素直に感心します。「自分はイクメンだ」と豪語する人にこの作品を読んでいただきたいなと感じました。
本気で育児に関わっている人が共感できる内容が多いです。赤ちゃんの表情がとにかく可愛くて、読むと子供がいとおしくなります。
育児漫画㉒：『だいすき！！～ゆずの子育て日記～』愛本みずほ（講談社）
軽度の知的障害がある、２６歳の柚子（ゆず）。とっても大好きだった作業所仲間の草介（そうすけ）が事故で亡くなった日、柚子のおなかには新しい命が宿っていることがわかって――!? 周囲は柚子の出産に大反対!! けれど、柚子の母親になりたいという意思の強さに、みんなは柚子の可能性を信じることに……。出産後に直面したさまざまな困難にめげることなく、ひたむきに我が子・ひまわりを愛する柚子。柚子の愛情や周囲のサポートが織り成す感動子育てストーリー！
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/20550/vol_no/001
軽度の知的障害を持つゆずが、未婚のまま妊娠し出産することを決めるハードな題材です。恋人は妊娠発覚後まもなく他界し、障害と付き合いながら育児ができるのかと葛藤する様子も赤裸々に描かれています。
可愛らしい絵柄なので辛さは薄れていて、母として前向きに生きるゆずの頑張る様子は応援したくなるほどです。厳しい目と戦いながら育児を家族全員で行っていく、愛情にあふれた作品で、ストーリー性のある漫画を読みたい人に向いています。
フィクションではあるもののリアリティに溢れていて、「ゆずのような人は大勢いる」と痛感させられました。ゆずが特性によって子育てに苦労している様子が多く描かれますが、投げ出さずに子供と向き合っていて感動します。
未婚の母を選んだ人、実家で子育てを行っている人におすすめする、ハートフルな漫画です。
育児漫画㉓：『おかあさんの扉』伊藤理佐（オレンジページ）
伊藤理佐、40歳で母になる！ 産休明け第１弾は、日々成長する我が子の姿をライブ感覚で描く失笑、苦笑、爆笑の三重笑4コマ144連発。 雑誌『オレンジページ』の人気連載が一冊になりました。 オットの人・吉田戦車さんの書きおろしコラム「おとうさんの扉」5本つき。
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/20006871/vol_no/001
「おいピータン!!」を描いた漫画家さんの子育てエッセイです。旦那さんも漫画家という個性豊かな一家で育つ娘さんの行動に振り回される、お母さんの日常を描いています。
今まで独身女性ならではの視点で、面白おかしい漫画を描いてきた伊藤理佐さんですが、40歳にしてママとなり初めての子育てに追われることに。育児の大変さよりも、子どもがいる何気ない日々をつづったコマが多く、リアルな子育て家庭の生活をのぞき見られます。
本作は、誇張表現が苦手な人にもぴったりな、あっさりとした4コマ漫画。子育てした人なら共感できるエピソードが多く、育児についての具体的な想像や振り返りをしたい人にもぴったり。ラフな絵柄で気軽に読み進められます。ほどよく適当な「頑張りすぎない育児」の漫画なので、張り詰めている肩の力を抜きたい人におすすめです。
育児漫画㉔：『おかあさんライフ』たかぎなおこ（KADOKAWA）
大人気イラストレーターたかぎなおこ。40代にして結婚・出産したあたふたな子育ての日々をたっぷり味わえる、ファン待望のコミックエッセイです。 ２日間も続いた陣痛ののち、やっと出会えた長女「むーちゃん」。無事に出産を終え、ゴールかと思いきや、そこはスタート地点だった！ 喜びも束の間、休む間もなくおかあさんライフが始まった。 慣れない授乳やフニャフニャな我が子との外出に不安になったり、娘のため35年ぶりにブランコを漕いで汗びっしょりになったり、夜中に娘の足からフライドポテトのにおいがして夫・おつぐやんと大騒ぎしたり…！ 40代新米ママパパのドタバタだけど「むーちゃん」に癒され、新しい発見に溢れた毎日を描く。 「レタスクラブ」で大好評連載中の人気作が、大量の描きおろしを加えて１冊に！
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/714294/vol_no/001
本作は、人気イラストレーターの初めての育児を描いた、赤ちゃんの可愛さや面白さを楽しめる1冊です。「レタスクラブ」の連載が人気を集め、描き下ろしを加えて書籍化されました。
産むことがゴールではなく、産んで初めて子育てのスタートに立つ。40代で出産を経験した作者が感じた「おかあさんライフ」は、想像もしない過酷さと新発見に満ち溢れています。
世の中の赤ちゃんを見てしみじみと感じたり、思いもしていない買い物でてんやわんやしたり、発熱で一家共倒れしたりと、リアルな育児をわかりやすく描写しているのが特徴です。赤ちゃんのいる充実した生活を楽しむ、夫婦のほほえましい日常を描写しています。子どものいる生活を具体的に想像したい人におすすめです。
育児漫画㉕：『今日のあーちゃん』shirokuma（KADOKAWA）
あーちゃん２歳。好きなものはおにぎり、ポテト、お人形遊び。嫌いなものはピーマン。いつかの誰かを思い出す、そんな女の子。InstagramとTwitterで人気のshirokumaさんが、娘「あーちゃん」の日常を描いた絵日記。本作ではあーちゃんが２歳から３歳へと成長していく日々を収録。弟が生まれるまでと生まれてからを描いた「お姉ちゃんになる日」も収録されています。そのほか書籍化にあたり、未発表作60枚以上を描き下ろし。幸せな気持ちになれる絵日記です。
参照：https://booklive.jp/product/index/title_id/755231/vol_no/001
この作品は、SNSで人気が出て書籍化された、あっという間に成長する子どもの一瞬を切り取った絵日記です。どの絵からもあーちゃんへの愛情が感じられて、子育て経験がなくてもうるっとくるような描写がちりばめられています。いやいや期などの苦労は描かれておらず、とにかく子どもの愛らしさを強調している本作。子ども独特の感性や可愛さを味わいたい人におすすめです。
特に起承転結はありませんが、子どもとともに過ごす平穏な暮らしを切り取った絵日記は。だからこそ、ふとした時に読みたくなる作品です。丁寧で絵本のような絵柄で、子どもの柔らかい肌の質感や赤いほっぺまで、繊細に描写されています。物心ついた子どもにも見せたくなる1冊です。
おすすめ育児漫画25選・まとめ
おすすめの育児漫画を25作品紹介しましたが、いかがでしたか？
今育児を頑張っている人も、かつて育児を経験した人も、これから考えている人も、もちろん育児はしないけど漫画が大好きな人も、それぞれの境遇から楽しめる作品ばかりを集めました。王道から異色の作品まで、きっと読んでみたい漫画が見つかるはずです。試し読みができる作品も多いので、気になったらリサーチしてみてください。
別のジャンルで漫画を探したい人に…
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それでは素敵な漫画ライフを！
TKD
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