野球漫画『GRAND SLAM』|革新的な身体理論が学べる全スポーツマン必見のロジカル野球哲学!

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スポーツ漫画は、数多の漫画の中でも非常に多くの読者に読まれているジャンルです。そんなスポーツ漫画の中でも、その母数で他スポーツを圧倒的してるのが、野球漫画

仲間と甲子園を目指す展開だったり、文字通り土にまみれて勝利に向かっていく姿だったり、泥臭くて熱い物語に心動かされる方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな野球漫画の中でも、王道的な要素を踏襲しつつ新しい切り口から描かれている作品『GRAND SLAM』の魅力を徹底的に解説していきます!

 

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※本作『GRAND SLAM』も紹介されています!

 

それでは早速、ロジカル野球漫画『GRAND SLAM』の魅力に迫っていきましょう!

 

野球漫画『GRAND SLAM』河野慶(集英社) 基本情報

まずは『GRAND SLAM』の基本的な情報について説明していきます。

主に本作のあらすじと特徴、そして作者について一通り見ていきましょう!

 

『GRAND SLAM』あらすじ

『GRAND SLAM』サムネイル

あらすじ
孤独な拳法少年・世界一心は、憧れ続けた野球部の門を叩く。だが同級生の蔵座直哉に入部テストを課されることに。窮地に追い詰められた一心は、培ってきた「秘めた力」を発揮して…!? 弱虫・世界一心の加入で、弱小野球部の大逆襲が始まった――!!
参照:https://booklive.jp/product/index/title_id/240580/vol_no/001

 『GRAND SLAM』を読む 

2011年から2014年まで週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載された作品で、現在は全14巻で完結済み。

ストーリーは気弱な拳法少年・世界一心を中心に展開されていきます。

毎日自分に拳法を教えてくれた亡くなった祖父との約束で、幼い頃に憧れた野球を始めることに。初心者の一心がどのようにして心身ともに成長していくのかを描いた王道の青春野球漫画です。

と、物語自体はよくある感じですが、この漫画には他の作品にはない要素が。

それが、身体理論です。

体をどのように動かせばどのような力が出るのか、自分にとっての最適な体の動かし方はどのようなものなのか、そんな部分まで細かく解説されている非常に実践的な作品となっています。

実際にプロ野球選手の指導も行っている廣戸聡一氏の提唱する身体理論について詳しく、そしてわかりやすく解説されていますので、野球小僧だけでなく全スポーツマン必見です!

 

作者・河野慶さんについて

河野慶さんツイッターアカウント

作者の河野さんは山口県出身の男性漫画家です。

1999年、『左ききのサリー』が12月期天下一漫画賞で佳作を受賞。

その後2005年から週刊少年ジャンプにてスピードスケートを題材とした作品『ユート』(原作:ほったゆみ)の連載がスタートします。

2011年からは当作品『GRAND SLAM』の連載が週刊ヤングジャンプで始まり、2014年まで続きます。

現在はマガジンポケット(講談社)にていじめを題材とした漫画『復讐の教科書』を連載しています。

『シャーマンキング』の武井宏之さんと交流があり、仕事場を貸してもらうなどの連載援助をしてもらっていたそうです。

 

 

野球漫画『GRAND SLAM』の3つの魅力を徹底解説!

ここからは『GRAND SLAM』の魅力的なポイントについて、大きく3つに分けて解説していきます!

 

『GRAND SLAM』魅力①:素直で真っ直ぐな主人公・一心の成長

この作品の主人公は、気弱な性格の少年・世界一心。人を殴ることへの躊躇から、10年間で1勝もできなかったほどです。そんな一心が野球をすることになったきっかけは、拳法を教えてくれた祖父との約束でした。

幼い頃に憧れた野球をやるという祖父との約束を果たすために、そして何より自分自身がやりたいことを思いっきりやるために、野球部に入ることになります。

『GRAND SLAM』コマ①
参照:https://www.hatehate.jp/entry/baseball_comics#index_id24

勇気を出して野球部の見学に行った一心ですが、そこには名門シニア出身のキャッチャー・蔵座直哉が。本気で甲子園を目指す彼は一心に、お互いにとって時間の無駄だから入部を諦めて欲しいといいます。やりたことを思いっきりやるという祖父との約束がある一心も、そう簡単に引けません。

そこで、一心が条件をクリアできれば入部を認めるということになります。それが、4メートル四方の枠の中で地面から真上にボールを投げて時計台の高さを超えたあとキャッチするというもの。これを成功させるには、100メートル以上の遠投が可能な肩と繊細なコントロールが必要になってきます。

経験者でも難しく初心者の一心にはかなり厳しい条件ですが、実は一心は祖父から拳法を教わる過程で身体操作が身についていたのです。拳法を教えてくれた祖父の言葉を思い出しながらトライした結果、投げた場所から一歩も動かずにキャッチすることに成功します。条件をクリアした一心は無事に野球部へ入部することになるのですが、この身体操作が一心を驚くべきスピードで成長させていくのです。

周りを受け入れる素直な心、やりたいことに向かっていく真っ直ぐさ、そして一級品の身体操作でどんどん成長し、チームの中心になっていく一心。彼の活躍にワクワクすること間違いなしです!

 

『GRAND SLAM』魅力②:仲間たちと共に勝利を目指す王道展開が熱い!

主人公の一心の人柄もあって、彼の周りには仲間たちがたくさんいます。そしてそんなチームメイトたちと共に勝ち抜いていく王道展開も本作の魅力です。

まずは、前項にも登場した蔵座直哉

『GRAND SLAM』コマ②
参照:https://www.mutekihack.com/entry/baseballmanga

彼は強豪・横須賀海王シニア出身の選手で、中学3年生の時にはキャッチャーとしてチームを牽引し関東大会を制覇した有力選手です。大会中に骨折したことえ強豪高校からのスカウトに漏れたため、神奈川県立美咲高校に入学することになります。

最初は一心への態度から嫌なやつかと思いましたが、あれは本気で甲子園を目指しているからこそ本当にお互いのためと思っての発言。それだけ真剣なのです。そしてピッチャーである一心を女房役として支えていくことになる人物でもあります。投手としての技量や戦術的な部分で一心をサポートしてくれる心強い味方です。

続いて古藤計

一心と同じ1年生で、観察緑野分析力に秀でている選手です。蔵座からの条件をクリアするために練習していた一心にボールの投げ方を教えてくれた人物で、非常に面倒見の良いイイやつ。野球のルールを十分に理解しきれていない一心に丁寧に教えたり、はたまた一心を励まして精神的に支えたりと、チームにとっても一心にとっても重要な役割を果たしています。

そして3年生の前田龍秋。

チームのエースで、内角をストレートでグイグイ攻める攻撃的な投球スタイルが特徴。横柄な態度や粗暴な性格でちょっとした問題児ですが、堂々とした振る舞いと攻めの姿勢で弱気な一心に大きな影響を与える人物でもあります。

他にも多くのチームメイトたちや監督、コーチに支えられて一心は成長していくのです。チームが1つの目標に向かって一丸となって進んでいく展開はよくあるものですが、王道だからこその安定した良さがあります!

 

『GRAND SLAM』魅力③:革新的な身体理論

この作品の1番の特徴は、革新的な身体理論が取り入れられているということ。

祖父から拳法を教わっていた一心は、すでに正しい身体操作を身に付けています。

そんな一心の異質な才能ですが、実はきちんと理解して体に落とし込めば誰でもできるもの。

そこで、美咲高校は一心の祖父の知り合いである山本源輔というスポーツアドバイザーをコーチとして迎えます。

 

この作品で出てくる身体理論は4スタンス理論と呼ばれるもの。

人間の重心の取り方を4種類に分け、それぞれに適した体の使い方があります。

身体理論①
参照:http://healthcare.halfmoon.jp/blog/famousquotes-grand-slam

まずは自分自身がAタイプなのかBタイプなのか、そして1タイプなのか2タイプなのかを把握します。

そうすると自分がA1・A2・B1・B2のどこに属するのかがわかるのです。

身体理論②

そしてそれぞれのタイプに適した軸の取り方が存在します。

この自分のタイプに沿った軸の意識、そして動かし方を学ぶことで正しい身体操作を体得し、良いパフォーマンスを発揮することができるのです。

美咲高校は一心を筆頭にチーム全員がこの身体操作を習得し、公立校ながら強豪を撃ち倒していきますが、この4スタンス理論は実際にプロ野球選手やプロゴルファーなども取り入れており非常に実践的な内容になっています。

正しい体の動かし方を学ぶことは腰痛など健康面での改善も見込めるので、将来活躍したい野球小僧やスポーツマンだけでなく一般の人にも是非読んで欲しいです!

 

 

野球漫画『GRAND SLAM』の名言

『GRAND SLAM』は身体操作に大きく焦点を当てている作品ですが、自分の体と対話と共に心との対話も描かれています。その対話の先に出てくるセリフにグッとくるものがあったのでいくつかご紹介します!

 

『GRAND SLAM』名言①:本当のどん底とは…?

「本当のどん底は環境とか才能とかじゃなかったんだ・・・ 自分で勝手に目標を諦めしまうことが本当のどん底だったんだーーー・・・」
(引用:『GRAND SLAM』第5巻)

名言①
参照:http://healthcare.halfmoon.jp/blog/famousquotes-grand-slam

諦めて努力することを辞めてしまえば叶わなくなってしまうのは当然。周りの環境が夢を叶えさせてくれなかったわけではなく、諦めたのは自分自身なのだと。

すごく当たり前のことですが、環境や才能を言い訳にして夢を諦めてしまうことって、気付いてないだけで結構多くの人がやっていることなんじゃないでしょうか。

現実をみて将来を考えていかなければいけないのも事実のなのでその事自体が悪いとは思いませんが、こうやって自分自身を分析して口に出せることがすごいですよね。

 

『GRAND SLAM』名言②:力を生み出すには…?

 ”お互いを認め合い力を合わせれば より大きな力を生み出せる集まりになれるんだ”
(引用:『GRAND SLAM』第10巻)

名言②

美咲高校の監督がチームに言ったセリフ。

これも至極当然なことですが、実際にやるのはなかなかどうしてうまくいかないものです。

会社でチームとして動く時、そこには上下関係が少なからず存在します。そんな中でお互いを認め合うことって本当にできているのでしょうか。もしかしたら、これを実現するのは部活動よりも難しいかもしれません。

それでも、難しいからこそ認め合えた時には大きなパワーを生み出すのは事実。こんな風に考えられる人間になりたいと常々思います。

 

 

野球漫画『GRAND SLAM』の魅力を紹介!まとめ

『GRAND SLAM』バナー
参照:https://ynjn.jp/app/title/639

ここまで『GRAND SLAM』の魅力について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

気弱な主人公の成長や仲間と一つの目標に向かっていく展開など、安定の王道ストーリーが魅力的な野球漫画。

ただ、それ以上に特徴的なのが身体理論が組み込まれている作品であるということ。実際にプロスポーツ選手なども取り入れている4スタンス理論についてかなり詳しく解説されているので、スポーツをされている方には是非読んで欲しい作品です!

もちろん、スポーツに興味がなくても健康改善にも役立つので万人にオススメ!

『GRAND SLAM』が気になった方は、是非手にとってみてください!

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それでは素敵な漫画ライフを!

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