電子書籍で勉強|学習参考書は電子書店で揃えられるのか

本屋のイメージ
 
電子書籍といえば「漫画」というイメージが強いのではないでしょうか。
実際に、電子書籍で読まれている本の8割は漫画というテータもあります。
(参照:『電子書籍ビジネス調査報告書2016』)
 
もちろん漫画の他にも、小説やラノベ、雑誌も品揃えの多いジャンルではありますよね。
それぞれ、ストアごとに品揃えや推しているジャンルの特徴はあれど、どこも基本的には上記のジャンルは手に入ります。
雑誌に関しては、読み放題サービスなども充実してきた印象です。
 
そこであまり注目されてこなかったジャンルがあります。
 
「学習参考書」です。
 
 
基本的にWEB上の学習といえば、ネット塾(オンライン予備校)が普及しています。
自宅で簡単に一流講師の授業が受けられる時代となってきました。
ネット塾のサービスは、このサイトが一番わかりやすいので、参考にしてみてください。
 

www.omaeha-warauna.com

 
今回は、電子書籍で学習参考書は手に入るのか。
元書店としてリサーチしてみたいと思います。
 
 

電子書籍の学習参考書は必要?

 
 
まず、そもそも電子書籍の学習参考書は必要なのでしょうか。
なんとなく個人的にも紙の本の方が、直接書き込めるので勉強しやすそうではあります。
が、今一度「電子書籍のメリット」に立ち返って、学習参考書を考えてみたいと思います。
 

電子書籍で学習参考書を使うメリット

・すぐに購入できる(本屋に行く手間が省ける)
・何度も繰り返し使える
・大量に買っても場所を取らない
・大切な箇所をマークして、ストックできる(※ストアによる)
・電車などで持ち運びながら勉強できる
 

電子書籍で学習参考書を使うデメリット

・本に直接書き込めない
・紙のノートとの併用になると、紙とタブレットとを行き来する必要があり、面倒臭い
・欲しい本が手に入らない可能性がある
・文字が小さく読みづらい(タブレットの大きさによる)
 
列挙してみると、やはり現時点ではデメリットの方が利用者としては大きいような気がします。
 
ただ、赤本などの非常に分厚く「問題よりも解説文」にページ数を割いているような参考書は「解説を読むこと」がメインの勉強法となるため、場所を取らずにストックできる電子書籍も選択肢の一つになりうるかも知れません。
また、英語など語学の勉強で「読むこと」をメインに勉強する場合は、電子書籍の参考書も有用です。
さらに暗記科目の単語帳/用語集のように「覚えること」にフォーカスした勉強なども、持ち運びがスマホだけで済む電子書籍は有用と言えるでしょう。
 

つまり…

・解説がメインの「問題集(過去問集)・解説本」
・暗記がメインの「単語帳・用語集」
・読書がメインの「語学参考書」
などは、電子書籍のメリットをそれぞれ享受できるのではないでしょうか!
 
 

学習参考書は電子書籍ストアに売っているのか

それでは早速、上記のような電子書籍で勉強することに一定のメリットがある参考書が、実際に電子書籍ストアに売っているか調べてみます。

 
調査する電子書籍ストアは、こちらのストア比較記事にて、第3位のKindleです。
総合ランキングは第3位としていますが、品揃えの多さとジャンルの幅広さは、ダントツの1位であるため、今回はKindleで調査します。
 

www.omaeha-warauna.com

 
では、実際にKindleのストアを見てみると…
カテゴリーに『学習参考書系』がありました!
 
 
まず、Kindleには「教育・学参・受験」というコーナーがあり、そこには10,000冊を超える品揃えがありました!
さらに、「語学・辞事典・年鑑」というコーナーもあり、こちらも8,000冊以上の品揃え!
 
このカテゴリーを中心に、探していきたいと思います。
 

①「問題集・解説本」

まずは、過去問などの問題集・解説本から。
分厚い過去問や解説本でも電子書籍なら場所を取りませんが、そもそもあるのか…
 
 
特に『宇宙一わかりやすい高校物理 力学・波動』や『「高校の化学」が一冊でまるごとわかる』などの、特定の分野をわかりやすく解説するような「読み物」としての学習参考書が多く揃っている印象です。
読みながら学ぶスタイルであれば、どこでも持ち運べて読める電子書籍は有用ですよね。
 
また『大学入試 マンガで地理が面白いほどわかる本』など、電子書籍で読みやすい「漫画」にして解説する本も人気です。
 
そして、過去問集も『大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス[1 標準レベル]』など、多くはないもののアリ。
しかし、やはり実際の問題をずらりと並べている本に関しては、品揃えとしては少ないことが分かりました。
 
 

②「単語帳・用語集」

次に、単語帳や用語集から。
こちらは電車の中など移動しながら読めるため、最も電子書籍で買うことにメリットがある参考書かも知れません。
 
 
単語集で検索をかけると、450件以上のヒットが。
また、用語集でも検索すると、250件程度の品揃えがあると分かりました。
 
特に『[音声DL付]改訂版 キクタン【中学英単語】高校入試レベル キクタンシリーズ』などの英単語シリーズが目立ちます。
実際にベストセラーとあるので、選ばれているのかも知れません。
 
また、韓国語やフランス語など、様々な言語の単語集が揃っています。
 
用語集では、語学だけでなく、マーケティング用語や倫理・政経用語の用語集の品揃えがありました。
受験という用途ではなく、ビジネスマンが使うための用途としての用語集も多数あるようです。
 
 

③「語学参考書」

最後に語学を勉強するための参考書。
単語集にはすでに語学用のものがありましたが、それ以外に語学を紐解く参考書があるのでしょうか。
 
 
こちらは、「語学・辞事典・年鑑」というコーナーをチェックすると、英語を中心に多数の品揃えがありました。
 
例えば…
『TOEIC(R) L&Rテスト満点者の頭ン中ーー990点60回講師のナカミ丸見せ GOTCHA!新書』などのテスト対策本や、
『表現のための実践ロイヤル英文法(音声DL付)』など、文法を丁寧に紹介する本が多くあります。
 
こういう英語の参考書は分厚くなりがちなので、電子書籍はありがたいですよね。
 
 
そして、参考書というカテゴリーではないですが、『洋書』というジャンル絞り込みもKindleにはあります。
これで絞り込むと、英語で書かれた本が中心にズラリと出てきます。
 
 
英語を実戦で読み込みたい、という人は洋書を買ってみるのも勉強法の一つです。
 
洋書は実際の書店ではなかなか手に入らないものが多いので、電子書籍のメリットを最大に活用できるポイントでもありますよ。
ぜひ参考にしてみてください!
 
 

『学習参考書は電子書店で揃えられるのか』結論!

 
学習参考書の種類によっては、電子書籍で利用するメリットがあるものが幾つかあります。
そして、それらは決して漫画や雑誌ほど完全に、というわけではないものの、Kindleストアに基本的な品揃えがあることが分かりました!
 
ネット塾など、映像授業が普及する中で、電子書籍で勉強する選択肢があってもいいのではないかな、と元書店としては考えております。
ただ現時点ではメリットとデメリットが拮抗している状態で、普及するという段階ではなさそうなのも事実ですよね。
 
今後、電子書籍がどういう動きを見せるのか、併せて注目していきたいです。

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