2年目から、新社会人に告ぐ11のコト。

春。

 

入社の季節です。

僕は2年目になりました。

 

いいか、後輩たち。

(全く見ず知らずの人を「後輩」と呼べる自分に驚いているよ。)

 

期待や希望は、小さい方が傷つかなくて済む!

 

新生活に淡い期待を寄せる新社会人が無為に絶望しないように、2年目の僕が予防線を張りたいと思うよ。

社会人2年目から、新社会人に告ぐ11のコト

 

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この記事は他でもない、新社会人になった君に語りかけているよ。

11個、伝えたいことが、あるんだよ。

 

 

① 初任給が入った日、君はダンスを踊るよ!

 

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初任給が入る前日は、銀行のアプリを片手に0時になるまで待ち構えるよね。

0時になった瞬間、「入った!」と喜んで残高照会のボタンを押したはいいけど、一向に起動しなかった。

 

パンクだよ。

 

同じことを考える新社会人の有象無象のアクセスが集中し、銀行のアプリがパンクしたんだよ。

 

おいおい、君たち。

お金は逃げないよ。

何もそんなに焦って確認しなくても。

 

と諭す手は、何度も「リロードボタン」を連打しているんだよ。

 

翌朝起きて確認しようね!

 

 

 

② マナー講師は必ず「皆さんはお給料をもらいながら研修を受けているのです」と言うよ!

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新社会人になると必ず新人研修を受けさせられるよ。

これが、とにかく眠い。そして実践的でないことは分かっているよね。

ただ、不満を抱くのは逆効果かもしれないよ。

なぜなら、そんな不満を抱く新社会人を制する瞬間こそ、マナー講師たちが一番いきいきする瞬間だからだよ。

彼らはこういう研修において、まだ大学生気分が抜けていない新社会人たちに必ずこう言うよ。

 

「今皆さんはお給料をもらいながら勉強をしています。」

 

とってもウザいよ!

 

そんな時は、間髪入れずに「出たっ!」と合いの手を入れてあげるのが、マナーだよ。

 

 

 

③ 「コピーもろくに取れないのか!」というセリフがあるけど、コピー機は意外にムズいよ!

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昔のドラマで、できない社員が書類をコピーし間違えて上司に怒られたりする場面は日常茶飯事だったよね。

 

「コピーもろくに取れないのか!」

「コピーするのにどんだけ時間かかってるんだ!」

と叱られて涙を飲む主人公。

思わず見入ってしまうよね。

 

でも、ここで重要なのは、「コピー機は多機能すぎて意外にムズい」という事実だよ。

そしてさらに重要なのは、「先輩はコピー機の使い方を実にサラッと教える傾向がある」ということだよ。

 

「このボタン押して、次にこれ、最後にここ押せば出るから、いい?」

 

いいわけないよ?

 

 

 

④ 基本的に給料は、入った分だけ、減るよ!

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「この前、給料日だったから奮発しちゃお!」

「月半ばで意外に貯まってるから今日ぐらい!」

「もうすぐ給料日だし贅沢するか」

 

結局、いつでも使うよ!

 

 

 

⑤ 遅くまで残業が続くと、早めに帰れた日に漠然とした不安を感じるようになるよ!

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仕事に慣れてくると、任されることが徐々に増えていき、気付いたら毎日22時すぎなんてこともざらにあるよね。

目の前にこなすべき仕事があると、残業自体は意外にいけるかも、と思うかも知れません。

怖いのは、ここからだよ。

たまに、業務の都合が良い具合に重なり、今日早く帰れるという日があるよ。

意気揚々と会社を出た帰り道、君はきっと

「なんかやり残したことあったらどうしよう」

と、得体の知れない不安に襲われるよ。

それは、僕たちがすでに「残業をしないと不安になる体」に調教されてしまったということだよ。

しかもこれは、残業をすることでしか解消されないよ。

 

残業は、麻薬だよ!

 

 

 

⑥ 「こういうのもパワハラになっちゃうか笑」とパワハラであることを自虐することで免責してくる上司がいるよ!

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昨今、セクハラやパワハラに関する世間の注目度が上がり、会社でも規制を強化する取り組みが主流だよね。

そんな折、時代遅れの中間管理職たちは、徐々に肩身が狭くなっていくことに危機感を感じ、何かパワハラまがいのことをした後に、

「こういうのもパワハラになっちゃうか笑」

と付け加えることで、時代に責任を転嫁する傾向があるんだよ。

 

すぐに内部通報だよ!

 

 

 

⑦ 土曜日の昼すぎに起きると、すでに休みが4分の1終わってしまっている事実に絶望するよ!

 

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新社会人になると、新しい環境で覚えることも多く、金曜日にはクタクタに疲れるよね。

仕事から帰り、すぐにベットに飛び込むやいなや、泥のように眠ることもしばしば。

早起きする必要がない、という幸せを噛み締めながら眠ると、だいたい12時とかに起床したり。

なんやかんや13時を回った頃に意識がハッキリとし、チャンネルを回すと時すでに「王様のブランチ」は午後の部だよ。

 

「午後」、の響きに絶望するよ!

 

 

 

⑧ 会社でカラオケに行くと、めっちゃ忖度するよ!

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会社に入ったら避けては通れないのが「飲み会」だよ。

上司に誘われたら最後、「いーーーーー、きます」と、言わざるを得ないよ。

なんとか1次会を終えたところで、よし帰れると思ったら、大間違いだよ。

 

「カラオケ」があるよ。

あるんだよ。

 

「よし、君も歌いなさい」とデンモクを渡された暁には、どこの世代の歌を入れればベストか悩んで仕方ないよね。

 

それが、「忖度」だよ。

 

忖度の結果入れた曲がハマらなかった時、君は「辞めたい」と思うかも知れないね。

ただ、これだけは覚えておいてほしい。

 

「中島みゆき」は世代を超えるよ。

 

 

 

⑨ 振り切った自己啓発本に描かれていることを実践すると、嫌われるよ!

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「人の時間を奪う奴とは付き合うな」

「大事な会議でスマホをいじる勇気を持て」

 

ダメだよ。

ホリエモンだからだよ。

君がやったら、間違いなく嫌われるよ。

 

 

 

⑩ 通勤電車に乗ると、徐々に「転職」の広告が刺さるようになるよ!

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人は自分の興味のあるものしか目に入らないよね。

普段何気なく見ているつもりのものでも、いざ聞かれると分からなかったり。

大学生の時にだって何度も乗っていた電車に、あんなに転職サイトの広告があるなんてことも、気づかなかったと思う。

 

けど、半年ほど経つと、不思議だね。刺さるようになるよ。

ターゲティングされているよ。

 

ほら、その手を見てごらん。

「リクナ」まで打ち込んでしまっているよ。

 

これを「思う壺」と言うよ。

 

 

 

11 大学のキャンパスに帰ると、なんでだろう涙が出るよ!

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社会人になってから、たまにサークルのイベントや学祭などで大学に帰ってくることってあるよね。

あんなに慣れ親しんだはずの大学のキャンパスが、とても懐かしく思えてきたりするから、驚きだよね。

並木の道を通って、青春の学び舎を眺め、学食のカレーを一口頬張ったその時、テーブルの上にボツリと水が落ちるよ。

 

それが「涙」だよ。

 

なんでだろう、止まらないよ。

疲れているのかも知れないね。

空気を胸いっぱいに吸い込んで、爽やかな気分になってみよう。

明日からまた会社で頑張ろう、と思えるよ。

でも、安心して。

5分後また「会社行きたくない」と思っているはずだよ。

 

 

結局何が言いたいのかって?

 

新社会人の皆、

いいかい?

これが、「会社員」だよ!

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