お前は笑うな。

24才の書店員が、日常の「憂さ」を本(漫画・小説)や映画などのエンタメで発散するブログ。

【新感覚マネースリラー】漫画『ゴールデンゴールド』不気味なフクノカミに恐怖!

 

近年話題の漫画の中でも特に異彩を放っている漫画があります。

 

宝島社「このマンガがすごい!2017」オトコ編第5位

有志選考「マンガ大賞2018」第12位

 

じわじわと話題を呼んでいる問題作。

 

 

『ゴールデンゴールド』堀尾省太(講談社)

 

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『ゴールデンゴールド』とは

 

『月刊モーニングtwo』(講談社)にて、2015年12月号から連載開始の、堀尾省太の漫画です。

 

 

『ゴールデンゴールド』あらすじ

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瀬戸内海の架空の島「寧島」に住む主人公の少女・早坂琉花。 

ある日、琉花は海辺で謎の置物を拾う。

置物を山中の祠に祀り祈りを捧げたところ、置物は動き出し意思ある生命体のように振る舞い始めた。

それと同時に琉花の祖母が営む民宿や雑貨店が繁盛し始め、置物は「フクノカミ(福の神)」と名付けられた。

しかしどこか禍々しく、怪しい動きで島民たちを操り始める「フクノカミ」を琉花たちは信用することが出来ない。

本作は、得体の知れない謎の生命体(?)フクノカミと、フクノカミの力により翻弄される田舎の人々の生活を描き出す。

参照:Wikipedia

 

 

 

『ゴールデンゴールド』のここが面白い!

 

超話題の漫画『ゴールデンゴールド』の、面白いポイントを3つにまとめました!

さっそくご紹介します!

 

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①得体の知れない「フクノカミ」の不気味さにゾクゾクする!

 

この印象的なルックス。

 

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一度見たら忘れようにも忘れられない、不気味な表情。

 

これが「フクノカミ」。

 

物語は主人公である琉花が海辺で変な置物(これが「フクノカミ」)を拾うところから始まります。

 

置物を祀ったところ、それが動き出して琉花に着いてくる、そのまぁなんとも気持ちの悪いこと。

 

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必死に振り切って、祖母の経営する民宿へと戻った琉花が民宿の部屋を開けると、当たり前のように「フクノカミ」が座っているのです。

しかもお婆ちゃんは、普通の人間がそこにいるように「フクノカミ」の事を何ともおもわず接します。

 

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もうこの状況から恐怖なんですよ。

 

 

「フクノカミ」の影響とは

この「フクノカミ」が民宿に来たことで、お婆ちゃんが経営するこじんまりとしたスーパーになぜか客がたくさんやってきます。

 

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あっという間に棚の商品が全て売り切れてしまいます。

また同じく経営する民宿の予約も、急に埋まってしまいます。

当然、お婆ちゃんの元には大金が舞い込むようになり、それによってお婆ちゃんが徐々に変わっていくのです。

 

間違いなく「フクノカミ」の影響なのです。

 

 

「フクノカミ」は島外の人間にしか見えない!?

琉花は、「フクノカミ」のルックスに何も動じないお婆ちゃんに驚きます。

 

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ですが、そんな「フクノカミ」を連れて島を歩くと、皆やっぱり何食わぬ顔。

あたかも普通の人間が歩いているかのように、特にリアクションもないのです。

 

ただ、琉花の他にも島外から来ている人は「フクノカミ」が「フクノカミ」のまま見えていて、ぎょっとするリアクションになります(それに琉花は自分だけじゃないと安心します)

 

つまりこの「フクノカミ」は、寧島に住む人間には真の姿が見えないようになっていて、島外の人間には、「フクノカミ」のまま見えるようになっていたのです!

 

 

「フクノカミ」は、めっちゃ増えて、どこまででも着いてくる

 

「フクノカミ」の影響でお婆ちゃんや周りの人間がおかしくなっている、という事を察知した琉花は、「フクノカミ」を外へと連れ出し置いて帰ったりします。

これでもう大丈夫…かと思いきや、家に戻ると、すでに部屋に鎮座していたり…。

 

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めちゃくちゃ俊敏で、捨てても追ってきます。

 

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また、姿を見せないと思っていた矢先、琉花の前に衝撃的な形で出現します。

琉花がトイレを流そうとしたその瞬間、小さな「フクノカミ」が水に落ちるのを目撃してしまいます。

恐る恐る便器を上げてみると、そこには無数の小さな「フクノカミ」がびっしり…!!

 

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めっちゃ小さいし、めっちゃ増えるし、めっちゃ早いし、もう手に負えない「フクノカミ」。

 

 

 

②狂っていくお婆ちゃんがさらに不気味!

 

「フクノカミ」自体も不気味ですが、さらに「フクノカミ」によって狂わされていく琉花のお婆ちゃんがもっと不気味なのです!

 

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もともとは、小さなスーパーと民宿を運営する、朗らかなごく普通のお婆ちゃん。

 

それが「フクノカミ」が来て以降、急に大金が舞い込むようになったお婆ちゃんは、徐々に人が変わっていきます。

繁盛したスーパーをコンビニにすると言いだし、実際にコンビニを建ててしまいます。

また、それによって起きた反発にも、姿勢を緩めることはありません。

 

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さらに町内の人を集めて怪しげな会を立ち上げます。

「人生楽しんでますか?」というセリフ。

 

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宗教じみていて、得体の知れない恐怖感を抱きます。

町民たちも最近のお婆ちゃんの勢いや怖さに圧倒されてしまうのです。

 

そして、極めつけ。

お婆ちゃんが話しているはずのシーンで、琉花は一瞬お婆ちゃんの顔が「フクノカミ」になるのを目撃します。

 

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お婆ちゃんが話しているのか、「フクノカミ」に乗っ取られて「フクノカミ」が話しているのか。

背筋の凍る一瞬です。面白い…。

 

 

 

③主人公、琉花のささやかな片想いに束の間ほっこりする!

 

このマネースリラーの中で、ふと安心するシーンもあります。

それは主人公、琉花の片想いシーン。

 

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琉花が好きなのは、同じ中学の男の子で、彼はアニメが大好きなオタクなのですが。

高校から大阪に引っ越してしまう予定であり、琉花はそれにショックを受けます。

 

彼を引き止めておくには、寧島に大きなアニメイトを立てる他ない。

琉花の必死さが伝わる発想に、思わずスリラー感を忘れてほっこりします。

 

この琉花の片想いが、「フクノカミ」の出現によってどう転がっていくのか。

今後の展開が気になります…!

 

 

 

『ゴールデンゴールド』は既刊3巻、すぐ読める!

 

まだ巻数の少ないものだと、読みやすいですよね!

僕も巻数が長いものを読む際には気合を入れたりしますが、

少ないものは1日でサクッと読めたりして、且つ面白いとお得な気分になります。

 

そして肝心の本作『ゴールデンゴールド』は、既刊3巻(2018年3月現在)です!

 

これなら、1日ですぐ読めちゃう…!

 

最近刺激が足りていない、という方は是非チェックしてみてください。

未だかつて味わったことのない新感覚の恐怖感、そしてゾクゾクする不気味な展開。

ってか「フクノカミ」ってまじで何なんだ!

これはもう、読むしかありません。

 

 

 

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